いつもお世話になっている通訳ガイドのHさんにご案内を頂きました。
シンガポールからの姉妹とこの春から東大に留学される娘さんとカナダからのお友達です。
店主には大変失礼ながら、中学生にしか見えないかわいらしい娘さんですが、日本に暫く居て日本語も学ばれ、理工学系で東京大学に留学されるとの事。
日本語うまいですよ。天才なのでしょうね。きっと一族の自慢ですよ。すごいなぁー。
日本が大好きとの事です。
杉田祥平の山桜のお茶碗を選ばれました。
3月3日より前の日でしたので、床にひな人形があり、この期間サービスで江戸時代の塗り物の小皿(雲錦)で雛あられをお出ししました。
瑜伽庵に来られる前に湯島天神の梅まつりをご覧になって、そこで野点(のだて)もご覧になったとの事。
「早く、瑜伽庵でお抹茶を飲みたいと」予定よりお早めにお越し頂いたのでした。
そこからお話が発展して、野点、茶箱の話になり、写真左に朝鮮唐津の「ふりだし」が見えます。分かるでしょうか。またこの「ふりだし」に周りの風景が映ってます。写真を大きくしてご覧ください。
当店では、ただお抹茶をお飲みになるのだけでなく、ご質問やご要望があれば色々なお道具や資料をお見せしてご案内いたします。
さて、さて当日の同じ時間に店主の母と娘がお香の稽古をしておりました。
お香は準備に時間がかかりますし、お香自体もお値段がお高いものもありますが、たまたまタイミングが合えば皆さんで「お香をきく」ことが楽しめます。
で、お尋ねすると、お嬢さんは真っ先に。
カナダのお友達と妹さんは靴を脱ぐのと、正座が嫌とおっしゃってましたが、店主が「日本でも体験することは本当にまれですよ」と案内しますと1階奥のお香部屋=6畳の茶室にお入りになりました。
自然とお帳場を通りますが、そこの「掘りごたつ」もちょっと不思議!!
ガイド通訳のHさん曰く「お香は『相撲も歌舞伎も見たが何かもっと奥深いものを知りたい』のレベルね。」