谷中 茶室・茶席/瑜伽庵の点前座の棗

すみません。

なんと明日から9月なのに、「設えの事」は下書きには書いてあったのに公開していませんでした。

夏の仕立ての瑜伽庵の設えをご案内いたします。

この調子だと、ご案内が遅れ遅れになるかもしれませんが、現在の瑜伽庵は常に季節に合わせ、進行中です。

ちなみに、本日「松本鐡山の織部平茶碗」はお飲みになったカナダからのお客様が480USドルでお買い上げになられました。どんどんお茶碗を出していきます。

さて。

8月より設えを変えた 茶室・茶席/瑜伽庵の点前座のお棗です。

金輪寺棗です。

外観は頭切と区別がつきにくいですが、後醍醐天皇が写経筒からお棗に転じたと言われるもので、本家は蔦の太い物で造られると言う事です。

時代と共に蔦を使うと小さいものになり、当棗は蔦の様に木地を表したものです。

美しい光沢

美しい光沢

蔦を思わせる木肌

蔦を思わせる木肌

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