東京台東区谷中で大正2年(1913年)より茶道具を主に和の骨董店「大久保美術」を営んでおりましたが、谷中町で100年を迎えてその機会に平成27年(2015年)3月10日から1階は茶道具骨董店をそのままにし2階は「ギャラリー大久保」として「立礼のお茶室」と「喫茶室(カフェ)」がございます。
そのお茶室を「瑜伽庵(ゆかあん)」と称しております。
お茶人に長年親しまれた茶道具骨董店ですので、「お茶室は俗世から離れていないといけない」との考えから、通りの外観からは想像できない大人の隠れ家が2階に広がっております。
1階骨董店の躙り口を兼ねた中階段をお靴のままお上がりになったお客様からは、嬉しい驚きと素晴らしいご評価を頂いております。
甘味処や和菓子のお店、喫茶店から発展した店でなく、茶道具を主に和の骨董店から発展したお店ですので、季節の「設え(しつらえ)」と「本物の時代の茶碗」を皆様に楽しんで頂きたいと存じ新装開業いたしました。
「あぁ、あの店、一度行ったわ」で終わらせる事なく、設えを短い季節の変化とともに毎月変え、茶道具やその他の骨董を実際に使用して、立礼(りゅうれい)のお茶席にて正座をなされる事なく椅子スタイルで膝を楽に靴のまま、お作法無用で(皆様の心の中のお作法で)、純粋にお茶をお楽しみ頂きたい、というコンセプトです。
毎月変わる本格的な15碗の中から、お好きなお茶碗をお選びいただき、お抹茶(おうす)、季節の和菓子を素敵な器でご提供し、最後にほうじ茶でごゆっくりとして頂けます。
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