谷中は江戸から続く寺町です。
ここからの書き物は店主の想像も入っています。
店主は更地から建替える前のここギャラリー大久保・大久保美術/瑜伽庵で生まれ育ちました。
大正2年築の「大黒柱にガス灯の跡の管が入っている家」です。
長屋の一部なので、リホームは無理で(隣にくっついたまま不都合)、更地からの建て替えです。
高校三年生で、自宅を近くに別になるまで店舗兼併用住宅として暮らしてました。
子供の頃から1月から2月にかけて、8時過ぎになりますと
「南無妙法蓮華経」「な‘むみょーーほーれんげーきょ!」「どんどんつく」
と「南無妙法蓮華経」をお唱えして、団扇太鼓を叩いて、谷中を歩いて回る何組かの5人から10人の集団があります。
瑞輪寺が大きく、有名ですが、日蓮宗のお寺はたくさんあります。
きっと、武道で言う寒稽古ならぬ「寒修行」(そんな言葉があるのか知りません・・で、この項目の始めの御断りの通りです)をなさっているのかと子供の頃からの 私的 谷中の風物です。
皆さんご修行 ご苦労様です。
何組かが、交わったりするとその音、その声の迫力。壮観です。