谷中 茶室・茶席/瑜伽庵の設え 

 

 5月のゴールデンウイーク明けから、瑜伽庵は風炉にしております。

この原稿を書いていますのは、5/27金曜日です。 朝から大雨で、天気予報も悪く、昼過ぎから晴れ間も見えましたが、正直、暇にして居りまして、設えを変えましてからやっと設えのご紹介のブログが書けました。

香合は今の物の螺鈿です。

香炉は初代諏訪蘇山の青磁で、瑜伽庵のオープン以来変えていません。

諏訪蘇山(初代)

陶芸家。金沢生。名は好武。東京に出て陶画を学び製陶を自営、のち金沢にもどり製陶場に務め、教職にもあった。その後京都に移り五条坂で独立、青磁、白磁、彩磁のほか窯変の法など釉薬の研鑽に努め、中国の砧青磁の写しを得意とした。また朝鮮古窯址の調査を行なう。帝室技芸員。大正11年(1922)歿、71才。

軸は鮎です。
久芳白映 画伯
昭和12年生まれ。花鳥画を得意とする。
グループ展3回、県展・市展入、外遊3回。
現在、無所属。
花入れは李朝です。
水差しは「黄瀬戸」の片口型 江戸時代中頃。
道安風呂に筒釜。
棗は八橋 清水宗水(輪島塗)
点前座のお茶碗は(小堀)遠州七窯の一つ志戸呂焼きで掛け分けです。
5/27の瑜伽庵

5/27の瑜伽庵

5/27の瑜伽庵その2

5/27の瑜伽庵その2

点前座

点前座

床。芍薬の花。

床。芍薬の花。