器の裏に
大清乾隆年製
chine de Commande
オランダ語 です。
中国の輸出磁器です。
オランダは日本の出島近くの有田・伊万里焼きをヨーロッパに輸出していましたが、これはイギリスの注文を受けオランダが中国に焼かせたものです。
乾隆年製と有りますが、それが本当だとだと1700年頃となりますが、実際は1880年頃と思われます。
瑜伽庵で貸し切りで行われた、或るご流派の幹部の皆様の研修会にお菓子器としてお使いいただきました。
現在、1階大久保美術のショーウインドーに、2階で洋食器もやっていることを分かって頂くために、陳列されています。
染付部分には蝶が舞い、紋章も綺麗です。