柏湯は、SCAI THE BATHHOUSE
SCAI THE BATHHOUSEは、モダンアートの展示場で、外人の方がタクシーでも、乗り付ける人気スポットです。
元は、「柏湯」と言う、銭湯でした。
もう、２５年～３０年近く前になると思いますが、銭湯は閉めてしまいました。
東京七面山の回でブログに書いた祖母と、小学校に上がるまでは、その当時の通り、家に風呂がなく、毎日のように通っていました。
小学校に上がって早々、家に風呂が出来ましたので、行かなくなりましたが、夏祭りには、「風呂券」が町会から出て、伸び伸びとした気分で、入ったのを覚えています。
正月の初湯にも行きました。長い休みで、ゆったりしたい時は、良く行ったものです。
祖母と行っている時は、強い力で、顔や耳の裏を洗われるので、嫌でしたが、自由に一人に入るような年恰好になっては、楽しいひと時です。
そういえば、店主の右の眉のところは、祖母と行って、カランで滑って、蛇口にぶつけて、３針ほど縫った跡があります。きっと、子供でワーワー泣いて、みんな裸なところを、これまた、今は無い「浜野病院」（マンションになって、今の藤本病院の所。）に、抱かれて運ばれたのでしょうね。
祖母に感謝です。祖母は「私の面倒が悪かった」と言っていました。
柏湯のが早くに閉まったので、その後、風呂の直しや、休みの気分転換には、ヤマザキパンと珎々亭の間を日暮里方向に入った「菊の湯」に行きましたが、こちらもレンタルルームに今は成っています。
三崎坂下の「朝日湯」は、今も元気でサウナ付きです。
谷中は生活の店がほとんどなくなりました。
今度まとめて書いてみましょう。
喫茶ボッサは、元、佃煮屋でしたし、その通り前はパン屋で、その左隣は「九重ゆみ子」（御免なさい。字が違うかもしれません）さんの実家で、お習字を教えていました。