ご案内が遅れておりますが、10月から前回ご案内の「犬山焼」の他、幾つもお茶碗を入れ替えております。
今回ご案内は6代大樋長左衛門の黒飴釉のお茶碗です。
6代は文政12年~安政3年(1829年~1856年)わずか28歳で他界しています。
父の5代長左衛門の死後わずか4か月で亡くなりました。
よって、作風は5代と似ています。
短命でありながら加賀藩御用で作品を残している。
その内の一碗。
大胆な渦が素晴らしく、大小書かれています。もちろん艶やかな飴釉は素晴らしくたな心地も流石です。
残念ながら共箱ではありません。
母は非売品と言っています。閉まってしまうかもしれません。